緊急性の高いサイン
以下の条件に1つでも当てはまる場合は、記事を読む前に専門医(循環器内科)の受診予約を入れてください。
- LDLコレステロール値が 180mg/dL 以上
- 家族に若くして(50代未満)心筋梗塞を起こした人がいる
- 階段を登ると胸に圧迫感がある
「要再検査」の通知を受け取った時、多くの人が「とりあえず卵を控えよう」と考えます。しかし、最新の医学的知見では、食事中のコレステロール摂取量と血中コレステロール値の相関は弱いとされています。
では、本当のリスクはどこにあり、何をすべきなのか?「LH比」というキーワードから紐解いていきましょう。
1. LDL単体よりも怖い「LH比」とは?
健康診断の結果用紙を手元に用意してください。「LDLコレステロール値」を「HDLコレステロール値」で割ってみましょう。
LH比 = LDL値 ÷ HDL値
例:LDL 160 ÷ HDL 40 = 4.0 (超危険)
LDLは「ゴミを運ぶ車」、HDLは「ゴミを回収する車」だとイメージしてください。
LDLが高くても、回収するHDLが十分にあれば、道路(血管)は詰まりません。しかし、このバランス(LH比)が崩れると、一気に動脈硬化が進みます。
LH比のリスク判定表
2. なぜ「3ヶ月」なのか?血液の入れ替わりサイクル
今日から完璧な食事をしても、明日の検査結果は変わりません。 血液中の赤血球の寿命は約120日、全体的な体質の変化が数値に反映されるには最低でも1〜2ヶ月かかります。
再検査の日程は、可能であれば「生活習慣を変えてから2〜3ヶ月後」に設定するのがベストです。それより早いと、努力の効果が見えずにモチベーションが折れてしまう可能性があります。
3. 90日間 血管再生プログラム
今日から再検査の日までの具体的なアクションプランです。
Phase 1: 最初の2週間「デトックス期」
まずは「足し算」ではなく「引き算」です。
- □ 甘い飲み物(カフェオレ・炭酸)を完全に断つ
- □ アルコールを「週末のみ」にする
- □ 揚げ物・スナック菓子を買わない
Phase 2: 3週〜8週目「代謝改善期」
ここで有酸素運動と食物繊維を投入します。
- □ 1日8,000歩、または早歩き20分
- □ 毎食「手のひら1杯」の野菜・海藻を先に食べる(ベジファースト)
- □ 青魚(サバ・イワシ)を週3回以上食べる
Phase 3: ラスト1ヶ月「調整・維持期」
完全に習慣化させ、数値を安定させます。
- □ 炭水化物を「茶色(玄米・麦)」に固定する
- □ 就寝3時間前までに夕食を済ませる
4. 医師にこれだけは伝えよう
再検査で受診する際、ただ「検査に来ました」と言うだけでは不十分です。 より的確な診断を受けるために、以下のメモを持って行きましょう。
医師への伝達事項メモ
- ・親族に心臓病や脳卒中の人はいるか?
- ・タバコは吸うか?
- ・ここ数ヶ月で体重の増減はあったか?
- ・(女性の場合)閉経しているか? ※ホルモンバランスで数値が上がるため
まとめ
E判定が出たからといって、人間性を否定されたわけではありません。それは体からの「今のままだと、10年後に倒れるよ」という愛のメッセージです。
3ヶ月あれば、血液は変わります。血管はケアに応えてくれます。
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